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チーム紹介

全足利クラブについて

 全足利クラブ(オールあしかがクラブ)は、栃木県足利市を本拠地として活動している、日本野球連盟所属の社会人硬式野球チームです。1978年・2014年の都市対抗野球大会出場、2021年の社会人野球日本選手権出場をはじめ、全日本クラブ野球選手権で11回の優勝に輝くなど、日本有数のクラブチームとして全国的にその実績が認められております。
また、東北楽天の岡田幸文コーチのほか、NPBにも複数の選手を輩出しています。

活動紹介

都市対抗野球大会本戦への出場と、全日本クラブ野球選手の制覇を目指し、日夜練習に励んでいます。
大半の選手は地元企業や市役所に勤めているため、平日は各自の仕事が終わった後に夜間練習を、休日は昼間練習や遠征してのオープン戦などを行っています。
市民球団として地域の皆様に愛されるためにも、オフシーズンに少年野球教室を開くなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

足利市のご紹介

足利市は栃木県南西部に位置する、人口約13万9千人の街です。
古くから織物の街として知られておりますが、近年は金属やプラスチックを中心とした総合工業都市として栄えています。
また、日本最古の総合大学である「史跡足利学校」、日本最大の藤棚を誇る「あしかがフラワーパーク」、世界最大級の陶磁器美術館である「栗田美術館」、森高千里が歌った「渡良瀬橋」など、多くの観光名所も存在しています。

全足利クラブからNPB入りした選手

小倉 恒 投手

都市対抗の補強選手に選ばれる活躍を見せたのが目に留まり、1992年ドラフトでヤクルトスワローズに入団。クラブチーム出身の選手として初めてプロ入りしたことも話題となりました。
オリックスに移籍後、先発・中継ぎ・抑えとフル回転し、オールスターにも出場しています。2008年に東北楽天で引退。16年のプロ生活で50勝を挙げました。
【球歴】鹿沼商工高〜全足利クラブ〜ヤクルト(92D7)〜オリックス〜東北楽天(08引)

岡田 幸文 外野手

全足利クラブ時代は主に1番や3番を打ち、主将も務めるなどチームの主軸として活躍。足の速さと守備の上手さを評価され、2008年育成ドラフトで千葉ロッテに指名されました。
翌シーズン途中に支配下登録され、2010年に一軍初昇格。初出場で初安打・初打点・初盗塁を記録し、一気に一軍定着。2011・12年と連続でゴールデングラブ賞に輝き、球界きっての守備の名手として名を轟かせました。2018年に惜しまれながら現役を引退し、現在は東北楽天の一軍外野守備走塁コーチを務めています。
【球歴】作新学院高〜日大中退〜全足利クラブ〜千葉ロッテ(08育D6〜18引)

笹沼 明広 捕手

2011年の都市対抗北関東予選で日立製作所を相手に1本塁打を含む3安打の大活躍を見せたのが目に留まり、同年育成ドラフトで福岡ソフトバンクホークスに指名されました。支配下登録はなりませんでしたが、現在も同球団でブルペン捕手を務めています。
【球歴】作新学院高〜作新学院大〜全足利クラブ〜福岡ソフトバンク(11育D6〜14引)

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