6月10日 都市対抗北関東予選 決勝リーグ vs.新日鐵住金鹿島

球場:太田市総合運動公園野球場
試合開始:9時54分 試合終了:12時21分
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
新日鐵住金鹿島 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 11 0
全足利クラブ 0 0 0 0 0 0 0 3 X 3 5 1

新日鐵住金鹿島【先攻】
投手 横山、石崎
捕手 日美
二塁打 福盛
三塁打
本塁打
全足利クラブ【後攻】
投手 黒沼、庭月野
捕手 吉原
二塁打
三塁打 谷口
本塁打

戦評

大一番の先発は、富士重工業戦で見事な投球を見せた左腕エース黒沼。初回こそ併殺崩れの間に1点を失うものの、その後は直球と変化球のコンビネーションで粘り強く投げ続ける。
打線はドラフト候補の左腕横山に抑えられていたが、8回に先頭増淵の四球をきっかけに熊田の犠打でチャンスを作ると、続く吉田智がレフトに弾き返し一死一三塁の大チャンスに。ここで相手は横山から石崎に投手交代。すると小宮山が前進守備の間を抜くレフト前タイムリーで同点。二死後に谷口が左中間を破る三塁打を放ち、ついに勝ち越し。
2点のリードをもらった9回表、企業チームの執念もあり二死から連打を許すと、ここで絶対的エースの庭月野を投入。タイムリー1本を許したものの、4番二村をライトフライに打ち取りゲームセット。
これでリーグ戦2勝1敗となり、第2試合で富士重工業が勝利したことから北関東第一代表としての都市対抗野球本大会出場を決めた。
 
【後藤監督コメント】
黒沼がよく粘って1点に抑え続けていたので、終盤にチャンスは来ると思っていたが、その大事な場面で新人二人がよく打ってくれた。
東北遠征で上手くいけば企業相手でもやれそうだという実感はあったが、チーム全員が目指している野球を理解し、それを実行してくれたことが今回の結果につながった。選手に恵まれた勝利だと思う。
【谷口選手コメント】
(殊勲の決勝タイムリー)
打ったのはスライダー。狙っていたボールが甘い所に来たので思い切って振り抜いた。最初は打ち上げてしまったと思ったが、前進守備の頭を抜けてくれて良かった。東京ドームに行けるなんて信じられない。


▲ページトップに戻る

▲2014年試合結果に戻る